プロフィール
名前 | 魔裟斗 (本名:小林 雅人) |
生年月日 | 1979/03/10 |
出身 | 日本・千葉 |
身長 | 174㎝ |
階級 | -70㎏ |
SNS | Instgram:masato.official |
■K-1のカリスマ
端正なルックスとアグレッシブなファイトスタイルから多く人気を集めた。当時は一部のコアなファンしか知らなかったキックボクシングを世間に広げた偉大な選手。人気に引けを取らない実力者で、K-1 WORLD MAXで2度の世界王者に輝いている。
■中量級の時代を作った男
魔裟斗が活躍する以前、格闘技と言えば100kgを超えた選手が殴り合う重量級が主流だったが、魔裟斗の強さやカリスマ的な立ち振る舞いにより、中量級も人気を集めるようになった。K-1の全盛期ともいわれる中量級のMAXシリーズは、魔裟斗無くして成り立たなかったと言われる。
戦績

勝率は約9割とかなりの高水準。アグレッシブでありながら同時にクレバーな戦い方が特徴だった。
直近の試合結果

獲得タイトル
■K-1
●K-1 WORLD MAX 2003 優勝
●K-1 WORLD MAX 2008 優勝
■全日本キックボクシング連盟
●第19代ウェルター級王座
■ISKA
●ISKAオリエンタル世界ウェルター級王座
来歴
●1979年3月10日 千葉県柏市に生まれる
●1994年 名門米倉ボクシングジムへ入門 プロテストを受けずキックの道へ
●1997年3月23日 全日本キックボクシング連盟でデビュー戦 1RKO勝ち
●1999年3月27日 全日本キックボクシングウェルター級王座 獲得
●2000年1月21日 全日本キックボクシング連盟脱退 同ウェルター級王座 返上
●2000年11月1日 K-1 J・MAX出場 日本王座獲得
●2002年2月11日 K-1 WORLD MAX 日本トーナメント勝者
●2003年7月5日 K-1 WORLD MAX 世界トーナメント勝者
●2004年12月31日 山本”KID”徳郁と伝説の一戦
●2008年10月1日 K-1 WORLD MAX 世界トーナメント勝者 5年越しに悲願の再優勝を果たす
●2009年12月31日 アンディ・サワーと引退試合
●2015年12月31日 チャリティーイベント「NIPPONFIGHT」で山本”KID”徳郁と再戦
●2016年12月31日 「NIPPONFIGHT」にて五味隆典と対戦
■概要
キックボクサーとして名をはせた魔裟斗だが、格闘技のキャリアはボクシングから。K-1時代に見せた卓越したボクシングテクニックはこの時代に培われたものである。
全日本キックボクシング連盟でチャンピオンになるも、格闘技一本で食べていくことはできなかった。その時期に華やかなK-1の舞台に憧れを持ち、2003年には念願のK-1チャンピオンに。
しかしその後は優勝ができず、キャリアとして辛い時期が続く。
生活のほとんどを格闘技のために費やすようになり、2008年に悲願の再優勝。
「全盛期にもっと見たいと惜しまれながら引退するのが理想」という考えのもと、30歳で引退。
ファイトスタイル

■ボクシングテクニック
魔裟斗と言えば高いボクシングテクニックが特徴である。今日のキックボクシングでは、ボクシングの技術が取り入れられるのが主流だが、いち早く取り入れていたのが魔裟斗だった。
実際に試合映像を見ると、手数の多いパンチが印象的に残る。
■アグレッシブかつクレバー
どんなに打たれても前に出続けるアグレッシブなファイトスタイルが特徴。しかし同時にクレバーな選手でもあり、カウンターやフェイントも多用するなど相手との駆け引きも上手かった。
攻撃の起点としてローキックを繰り出すことが多く、そこからのコンビネーションは魔裟斗の得意技である。
試合映像
VS 朝倉 海
※試合の公式映像がないので、引退後のスパーリング映像になります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
格闘技に詳しくない人でも一度は名前を聞いたことがある魔裟斗選手ですが、実力と人気を兼ね備えたレジェンド選手です。
魔裟斗選手がいなかったら、今日のキックボクシングの盛り上がりはなかったでしょう。
他にも引退した選手の紹介をしていますので、気になる方はぜひチェックしてくださいね。
以上、魔裟斗選手の紹介でした!