キックボクシングを見ていると、様々な団体の名前を聞きますよね。K-1・ONE・GLORYなどなど。
多くの団体があるからこそ、
「結局どこが一番強いの?」
「何種類くらいあって、それぞれどう違うの?」
そんな悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
この記事では海外キックボクシング団体の強さや特徴を解説していきます。
キックボクシングの団体【海外編】
この記事では海外のキックボクシングの団体について解説していきます。
各団体の評価はあくまで主観によるもので、絶対的な実力を表すものではないのでご注意ください。
目次
GLORY-グローリー-

強さ | ★★★★★ |
設立 | 2012年 |
有名選手 | ペレイラ・ペットパノムルン |
“GLORY” はヨーロッパを中心に活動し、世界トップクラスの実力を誇ります。
かつて世界最高峰であったK-1が経営難に直面した際、多くの選手がこのGLORYに流れ込みました。
加えてライバル団体の“IT’S SHOWTIME”を買収することで、世界最大手の団体へと成長しています。
ヨーロッパが舞台ということで体の大きい選手が多く、最も軽い階級でも65㎏(フェザー級)。日本でいう軽量級は存在しません。
キックボクシングにおける世界最高峰の舞台です。

ONE Championship

強さ | ★★★★★ |
設立 | 2018(2011)年 |
有名選手 | ロッタン・ペトロシアン |
“ONE Championship”は2011年に旗揚げ。当初は総合格闘技のみの団体でした。
2018年にはムエタイ部門とキックボクシング部門も開始。
キックボクシングの歴史はまだ浅いものの、資金力がありレベルの高い選手を集めています
元K-1王者のペトロシアン選手や、那須川天心選手を苦しめたロッタン選手もONEで活躍しています。
GLORYに並び、世界レベルの団体といえます。

KLF-クンルンファイト-

強さ | ★★★★★ |
設立 | 2014年 |
有名選手 | ブアカーオ・ワン サイ |
“KLF”は2014年に旗揚げ。略さずに発音するとクンルンファイトといいます。
キックボクシング人気の高い中国の団体で、元K-1王者の大雅選手も参戦していました。
日本での知名度はあまり高くありませんが、実力のある団体です。
また中国以外にもタイやスロバキアで大会を実施しています。
2016年には日本の“REBELS”という団体(現在はKNOCKOUTに統合)とも合同イベントも開催しています。

ENFUSION-エンフュージョン-

強さ | ★★★☆☆ |
設立 | 2014年 |
有名選手 | ジャオ・チョンヤン |
“ENFUSION”はオランダの団体で2014年に設立されました。
日本ではあまりなじみのない団体かもしれません。
階級が多いのが特徴で、海外では珍しく57kgの軽量級も存在します。
上で紹介したGLORYとも提携しており、団体を超えたマッチメイクも行っています。

ISKA

強さ | ★★★☆☆ |
設立 | 1986年 |
有名選手 | 那須川天心・皇治・志朗 |
“ISKA”は1986年に設立。少し特殊な毛色を持った団体です。
認定団体という立ち位置で、自ら興行は開催しません。
その代わり他団体の試合でISKAのタイトルマッチを実施します。
似たような興業のスタイルとして、ボクシングのタイトル戦なども同じように行われています。
2020年にはK-1でISKAのタイトルマッチが組まれました(コロナで中止)。
天心選手のように強い選手もいますが、選手のレベルもピンキリで、価値のあるベルトとは言い難い部分もあります。

Bellator kickboxing-ベラトール キックボクシング-

強さ | ★★★☆☆ |
設立 | 2016(2008)年 |
有名選手 | チンギス アラゾフ・ペトロシアン |
Bellator kickboxingはロサンゼルスに拠点を置くアメリカのキックボクシング団体です。
総合格闘技で有名なBellator MMAの姉妹団体で、2016年に設立されました。
試合のペースが遅く、年に1回しか興行が行われないこともあります。
総合格闘技では非常に実力のあるベラトールですが、キックボクシングではあまり勢いがないのが現状です。
数年後には消滅している可能性も0ではありません、、、。

まとめ
国内ではK-1やRISEの印象が強いですが、海外には様々な団体が存在しています。元々は日本発祥のスポーツですが、世界に広がっているということですね。
ちなみに今でも日本のK-1の影響力は強く、海外でキックボクシングをすることを「K-1をする」と表現することもあるそうです。
また実力にこそ差があれど、どの団体をテーマを持った面白い団体ばかりです。興味があればぜひ見てみてくださいね。
例えばONEChanpionshipはABEMA TVで無料視聴ができるので、気軽に見れておすすめですよ。
日本人選手も多く出場しているので、初めて見る海外キックには最適です。
国内のキックボクシング団体については別の記事で紹介しています。
気になる方はこちらも要チェックです!
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