キックボクシングを見ていると、様々な団体の名前を聞きますよね。K-1・RISE・KNOCK OUTなどなど。
多くの団体があるからこそ、
「結局どこが一番強いの?」
「何種類くらいあって、それぞれどう違うの?」
そんな悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
この記事では国内キックボクシング団体の強さや特徴を徹底解説していきます。
キックボクシングの団体【国内編】
この記事では国内のキックボクシングの団体について解説していきます。
各団体の評価はあくまで主観によるもので、絶対的な実力を表すものではないのでご注意ください。
目次
K-1

強さ | ★★★★★ |
設立 | 2014年(1993) |
有名選手 | 武尊・安保留輝也・野杁正明 |
“K-1” は国内で最も有名かつ実力があるキックボクシング団体です。
選手層も厚く、武尊選手を筆頭に多くのスター選手を輩出しています。
旗揚げ自体は1993年ですが、経営難などトラブルから運営会社が変わり、2014年に現在の体制になりました。
かつては世界No.1の団体として知られており、K-1という言葉が用語として世界中に定着しているほど。
プロモーションも非常に優れた団体で、ライト層のファンにもオススメできる団体です。

RISE-ライズ-

強さ | ★★★★★ |
設立 | 2003年 |
有名選手 | 那須川天心・原口健飛・志朗 |
“RISE“は2003年に旗揚げ。現在はK-1に続く国内キックボクシングの2大団体に数えられています。
2014年に那須川天心選手が参戦してから非常に勢いのある団体で、世界1の団体であるGLORYとも提携しています。
層の厚さはK-1の方が優れているとも言われますが、実力者も多く、K-1に勝るとも劣らない団体です。
また資金力が高く、強力な外国人選手を次々に呼び込めるのもRISEの大きな魅力です。
近年ではオープンフィンガーグローブの試合を行ったりと独自の色も持った団体でもあります。

KNOCK OUT-ノックアウト-

強さ | ★★★★☆ |
設立 | 2016年 |
有名選手 | 龍聖・ぱんちゃん璃奈 |
“KNOCK OUT“は2016年に旗揚げした新しい団体です。
2021年には提携関係にあった“REBELS”という団体を統合し、より大きな団体へと成長しました。
もちろん実力のある選手も数多く在籍しています。
ひじ・首相撲が有効の「REDルール」と制限がかかる「BLACKルール」の2つのルールがあるのが大きな特徴。
ファイターが“ノックアウト”を目指し、しのぎを削るリングとして輝き続けています

Krush-クラッシュ-

強さ | ★★★★☆ |
設立 | 2008年 |
有名選手 | 佐々木 大蔵・菅原 美優 |
“Krush”はK-1と同じくグットクルーザーが運営する団体で、2008年に旗揚げされました。
K-1の下部組織にあたる団体であり、Krushで活躍した選手がK-1に出場しています。
とはいえ決して弱い団体ではなく、実力のある選手が多く集まっています。
そんなKrushは別名“破壊のリング”と呼ばれ、KO至上主義を掲げています。
激しい試合が多く、非常に見ごたえのある団体です。

新日本キックボクシング協会

強さ | ★★★☆☆ |
設立 | 1983年 |
有名選手 | 江幡 塁・江幡 陸 |
“新日本キックボクシング協会”は1983年に旗揚げした歴史のある団体です。
そもそもキックボクシングとはムエタイに対抗する形で生まれた格闘技。
新日本キックボクシング協会も「打倒ムエタイ」を掲げています。
ひじ・首相撲がありのルールで、デビュー戦から3勝するまでは2ラウンドという独自のルールを採用。
女子のみで行う”ANGEL’S“という大会も実施しています。

SHOOT BOXING-シュートボクシング-

強さ | ★★★☆☆ |
設立 | 1985年 |
有名選手 | RENA・海人・内藤大樹 |
“SHOOTBOXING”は1985年に設立。競技の名前がそのまま団体の名前になっています。
明確にはキックボクシングとは違い、立ったままなら関節技や投げ技が認められるという大きな特徴を持っています。
女子格闘技の立役者であるRENA選手もSHOOTBOXING出身です。
武士道を重んじた団体でもあり、選手のみならず武士の精神を広めることを目指しています。

DEEP KICK-ディープ キック-

強さ | ★★★☆☆ |
設立 | 2009年 |
有名選手 | 鈴木真彦・中村寛 |
“DEEP KICK”は2009年に旗揚げ。関西を中心に活動しています。
総合格闘技の団体であるDEEPのキックボクシング部門として始まりました。
DEEPと聞くと総合格闘技のイメージが強いですが、キックにも実力のある選手が集まっています。
皇治選手や鈴木真彦選手など、K-1やRISE・RIZINを舞台に活躍するような選手も輩出しています。

HEAT-ヒート-

強さ | ★★★☆☆ |
設立 | 2005年 |
有名選手 | 皇治・ダニロ ザノリニ |
“HEAT”は2005年に総合格闘技イリュージョンと銘打って旗揚げ。
“名古屋から世界へ”そして“日本対世界”をコンセプトに活動しています。
キックボクシングだけでなく、総合格闘技の興行も行っているのが大きな特徴。
そういった意味ではDEEPとも似ていますが、部門を分けているのではなくキックボクシングと総合格闘技を両立させているのがHEATです。

Bigbang-ビックバン-

強さ | ★★★☆☆ |
設立 | 2010年 |
有名選手 | 城戸康裕・実方宏介 |
“BigBang”は2010年に旗揚げした団体。他団体にも多くの選手を輩出しています。
有名な選手は城戸康裕選手など、k-1でもトップクラスの選手として活躍しています。
Bigbangが目指すのは、従来のキックボクシングにエンターテインメントを加えた新感覚の格闘技。
団体の垣根を超えたマッチメイクも実現しています。

BOM

強さ | ★★★☆☆ |
設立 | 2017年 |
有名選手 | 吉成名高・梅野源治 |
“BOM”はThe Battle Of Muaythaiの略称で、正式にはキックボクシングではなくムエタイの団体です。
世界ムエタイ評議会公認の団体であり、海外のムエタイ選手を呼んだり逆に海外に選手を派遣することもあります。
ムエタイの本場はタイですが、日本国内において最も権威のあるムエタイの団体と言えます。

KHAOS-カオス-

強さ | ★★☆☆☆ |
設立 | 2017年 |
有名選手 | 橋本実生・松本日向 |
“KHAOS”とはK-1とKrushに続くK-1グループ第3の団体です。
ギリシャ語で「混沌」や「無秩序」を意味し、何もないところから新しいものを生み出リングを目指しています。
KHAOSで活躍した選手がKrushやK-1に出場できます。

まとめ
国内ではK-1やRISEを筆頭に様々なキックボクシング団体が乱立しています。
選手層が厚くもっとも実力があるのがK-1で、それにRISEやKNOCKOUTが続いている印象です。
また実力にこそ差があれど、どの団体をテーマを持った面白い団体ばかりです。
まだ知らない団体があれば、ぜひ見てみてくださいね。
海外のキックボクシング団体については別の記事で紹介しています。
こちらも要チェックですよ!
1 件のコメント