プロフィール
名前 | アンディ・サワー(Andy Souwer) |
生年月日 | 1982/11/09 |
出身 | オランダ |
身長 | 178㎝ |
階級 | -70㎏ |
SNS | Instgram:andy8souwer2official |
■立ち技の最高芸術
38歳まで現役を続けたレジェンド選手で、試合数は200を超える。勝率は約9割とかなりの高水準で、彼の試合は「立ち技の最高芸術」と称された。
■日本での活躍
K-1でも活躍し、2度のK-1王者に輝いている。K-1のカリスマである魔裟斗のライバルでもあり、彼の引退試合もアンディ・サワーだった。
多くの日本人から愛され、自信も日本を第2の故郷と語る親日家である。
■計17回の世界王者
キックボクシングだけでなく、シュートボクシング・総合格闘技・MMAといった競技にも挑戦している。彼のトレンドマークであったロングスパッツはシュートボクシングに由来するもの。
全ての競技を合わせると計17回世界王者に輝いている。
戦績

引退前は連敗が続いたものの勝率は約9割とかなりの高水準。劣勢な状態から逆転KOすることも多く、人気の高いファイターだった。
直近の試合結果

獲得タイトル
■K-1
●K-1 WORLD MAX 2005 優勝
●K-1 WORLD MAX 2007 優勝
■シュートボクシング
●S-cup 2002 優勝
●S-cup 2004 優勝
●S-cup 2008 優勝
●S-cup 2012 優勝
●初代SBウェルター級王座
■IT’S SHOWTIME
●第3代 IT’S SHOWTIME 70kgMAX 世界王座
■その他
●WKAキックボクシング世界スーパーウェルター級王座
●World Fighting League 世界王座
●ISKA世界スーパーウェルター級王座
●WMTA世界スーパーウェルター級王座
●WPKA世界スーパーウェルター級王座
●FIMC世界スーパーウェルター級王座
●ARDDD世界スーパーウェルター級王座
●WFCAタイボクシング世界ジュニアミドル級王座
●WFCA K-1 世界ジュニアミドル級王座
※IT’S SHOWTIMEとはオランダのアムステルダムを拠点に置いてたキックボクシング団体。過去にはK-1と肩を並べる世界最大級の団体であった。現在はGLORYに買収されている。
来歴
■簡単に紹介
●1982年11月9日 オランダ北ブラバント州で生まれる
●2002年7月7日 初来日 S-cup優勝
●2004年2月1日 WSBA世界スーパーウェルター級王座獲得
●2004年9月19日 S-cup連覇
●2005年5月4日 K-1 WORLD MAX 優勝
●2007年6月28日 K-1 WORLD MAX 優勝
●2012年6月30日 IT’S SHOWTIME 王座獲得
●2014年3月17日 ボクシングデビュー
●2015年12月31日 RIZIN参戦 MMAデビュー
●2018年10月6日 ONE Championship参戦
●2021年10月15日 グレゴリアン敗れ引退
10代のころにはすでにS-cupで優勝するなど頭角を現していた。
引退は38歳。格闘家としては長い期間戦い続けていたファイターである。
キックボクシングやシュートボクシング以外にも、ボクシングやMMAにも挑戦した過去がある。
年齢による衰えも感じさせられる場面もあったが、全盛期はキックボクシングの完成形と呼ばれ、計17個の世界タイトルを獲得している。
最後は同じK-1チャンピオンであるグレゴリアンにKO負け。惜しまれつつも、長い現役生活に幕を下ろした。
ファイトスタイル

序盤はガードを固めてながら相手にプレッシャーをかける。攻撃はあまり出さないが、ガードが固いので相手も攻めにくい。ローキックを交えながら相手に圧力をかけていく。
回転力のある攻撃が強みであり、隙を見つけると一気に畳みかける。KO率の高さもアンディサワーの攻撃力の高さを物語っている。
特に得意なのは左ボディと右のクロスカウンター。
ファイトスタイルが似ている選手としては、K-1の野杁正明選手が挙げられる。サワーのライバルである魔裟斗もファイトスタイルの類似を指摘している。
試合映像
VS 城戸康裕
VS グレゴリアン(引退試合)
まとめ
いかがだったでしょうか。
日本でも馴染み深いアンディサワー選手の紹介でした。
魔裟斗選手のライバルということもあり、サワー選手に思い入れのある人も多いのではないでしょうか。
試合数も200を超え、誰もが認めるレジェンド選手です。200って、本当に多いですよね。(笑)
リングでは闘志ある姿が印象的でしたが、非常に紳士的な人柄も人気を集めた要因でした。
引退試合は自分も生中継で見ていましたが、倒れていく彼を見ているのはとても寂しかったです。
対戦相手のグレゴリアン選手、やはり強かったですね。
引退試合の様子も上にURLを貼っているので、興味のある方はぜひチェックしてください。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
またこれからもレジェンド選手を紹介する記事を書いていこうと思います!
ぜひ見てもらえたら嬉しいです!