Fighte-格闘技ファンのためのガイドサイト-
  • トップページ
  • 格闘技の視聴方法
  • 格闘技の団体
  • 格闘技の種類
  • 統計学で見る格闘技
  • 格闘技の選手名鑑
  • ニュース
検索は左のマークをクリック
ムエタイとキックボクシングの違い
更新日: 2022-06-03

「ムエタイ」と「キックボクシング」の違いは?ルールや歴史など分かりやすく解説!【格闘技】

格闘技を視聴していると、「ムエタイ」や「キックボクシング」という名前をよく聞きます。ほとんど同じもののように扱われることすらある2競技ですが、歴史やルールなどそれぞれ異なる点がいくつもあります。

「ムエタイとキックボクシングって何が違うの?」

本記事ではそんな疑問が解消できるように両者の違いを分かりやすく解説していきます。

目次

  • ルールの違い
    • 「技」の違い
    • 「採点基準」の違い
  • 試合展開の違い
  • 歴史、ルーツの違い
  • ムエタイとキックボクシングの試合映像
    • ムエタイの試合
    • キックボクシングの試合
  • まとめ

ルールの違い

ルール:イメージ画像

ムエタイとキックボクシングの違いを語る上で一番分かりやすいのがルールの違いです。

一見すると違いの分からない両競技ですが、使用してよい技が違ったりと細かいところで違いがあります。

さっそく見ていきましょう。

「技」の違い

ムエタイを特徴づける技として、「首相撲」と「肘打ち」が挙げられます。

首相撲は別名クリンチとも呼ばれ、首の後ろに手をまわして相手をコントロールする技です。

肘打ちは相手に肘を打ち付ける技で、骨の硬い部分を使用するため危険度が高い側面もあります。

ムエタイではこれらの技が使用可能で、キックボクシングでは使用が禁止されています。

しかし注意しなければならないのが、キックボクシングでも団体によってはこれらの技が認められる場合もあるということです。

例えば日本のKNOCK OUTという団体では肘打ちが有りのルールと無しのルールがあります。

なので厳密にいえばムエタイだけの技ではないのですが、両者の違いを説明する際にはよく引き合いに出される技です。

またキックボクシングには空手やボクシングの要素も含まれているため、ムエタイよりも技が多彩な印象です。

空手由来の胴回し回転蹴りや、ボクシング由来のパンチテクニックなどはムエタイには見られません。

技の違い

「採点基準」の違い

フルラウンド戦って決着がつかない場合は判定で勝敗が決まりますが、ムエタイとキックボクシングでは採点基準も大きく異なります。

キックボクシングが「ダメージ」「有効打」など強さが採点の基準になるのに対し、ムエタイでは「的確さ」「力強さ」など技の美しさが判定の基準になります。

重要視されているポイントが違うからこそ、試合中の選手の動きも異なります。

採点基準の違い

試合展開の違い

ムエタイのイラスト画像

ルールの違いから、ムエタイとキックボクシングでは試合展開も大きく異なります。

■ムエタイ

ムエタイではミドルキックやハイキックが高得点なのに対し、パンチは低い得点しかもらえません。

そのため構えも蹴り技が出しやすいように後ろ足に重心を置きます。前足でリズムをとる独特なフォームはムエタイの大きな特徴です。

その結果蹴りの展開が多く、パンチはあまりありません。全体としてKOはあまり多くない印象です。

■キックボクシング

対してキックボクシングは空手やボクシングの要素も含まれるため、ムエタイと比較して様々なファイトスタイルの選手がいます。

パンチ主体で戦う選手もいれば、それこそムエタイのように蹴り主体で戦う選手もいます。

ムエタイと比べてもKOが多く、盛り上がる試合展開が多い印象です。

試合展開の違い

歴史、ルーツの違い

戦いイメージ画像

■ムエタイ

ムエタイは400年の歴史をもつ伝統的な格闘技です。

タイではメジャーなスポーツで、国技にも認定されています。長い歴史の中で世界的な認知も進んでおり、「立ち技最強」の称号を欲しいままにしています。

ラジャダムナン・ルンピニーという2大スタジアムがあり、ここでチャンピオンになることが最も権威あることとされています。

またムエタイの試合は賭けごとの対象となることでも有名です。

■キックボクシング

キックボクシングは「打倒ムエタイ」を掲げて1966年に日本で誕生した格闘技です。

ムエタイに比べると歴史が浅いですが、その分柔軟で団体によって細かいルールが異なるのも大きな特徴です。

旧K-1は世界的にも非常に有名で、海外ではキックボクシングをすることを「K-1をする」と言うほどです。

現在では海外のGLORYという団体が世界最強と言われています。

歴史・ルーツ

ムエタイとキックボクシングの試合映像

ここまで言葉でムエタイとキックボクシング違いを説明してきましたが、やはり「百聞は一見に如かず」です。

より詳しく違いを知りたい方はぜひ動画もご覧ください。

実際に視聴すると違いが明確に分かるので面白いですよ。

ムエタイの試合

キックボクシングの試合

まとめ

いかがだったでしょうか。

一見よく似ているムエタイとキックボクシングですが、ルールや歴史など異なる点が沢山ありました。

日本でムエタイを視聴することは多くないと思いますが、キックボクシングにもムエタイ選手がよく出場します。

ムエタイの特徴も知っておくと、キックボクシングの試合もより楽しめますよ。

この記事は少しでも参考になれば幸いです。

以上、ムエタイとキックボクシングの違いについてでした!

関連

Advertisements

コメントを残す コメントをキャンセル

コメントを投稿するにはログインしてください。

プロフィール

【この記事を書いた人】

■名前:すいさん
格闘技が大好きな社会人。
Yotubeで武尊選手の試合を見て一気に格闘技ファンに。いつも格闘技に元気をもらっています。
格闘技ファンの皆さんが格闘技をより楽しめるような最高のサイトを作りますので、一緒に格闘技を盛り上げましょう!

詳しいプロフィールはコチラから

コンタクト

お問い合わせはコチラから

お問い合わせ

検索

最近の投稿

【決定版】ボクシングの階級一覧表 階級ごとの違いなど格闘技を分かりやすく徹底解説2022-08-10
選手名鑑|マニー・パッキャオの戦績や強さを分かりやすく紹介!【格闘技の選手名鑑】2022-07-17
選手名鑑|メイウェザーの戦績や強さを分かりやすく紹介!【格闘技の選手名鑑】2022-07-08
選手名鑑|亀田興毅の戦績や強さを分かりやすく紹介!【格闘技の選手名鑑】2022-07-04
選手名鑑|山本“KID”徳郁の戦績や強さを分かりやすく紹介!【格闘技の選手名鑑】2022-05-30

視聴方法

▷総合格闘技の視聴方法

▷キックボクシングの視聴方法

格闘技の団体

▷【国内】総合格闘技の団体

▷【国内】キックボクシングの団体

▷ボクシングの団体

▷【海外】総合格闘技の団体

▷【海外】キックボクシングの団体

格闘技の種類

▷格闘技の種類まとめ

▷マイナー格闘技まとめ

統計学でみる格闘技

▷赤コーナーと青コーナーの勝率

▷高身長と低身長の勝率

▷ストライカーとグラップラーの勝率

▷サウスポーとオーソドックスの勝率

ニュース

▷ニュース

その他

▷サイトマップ

▷プライバシーポリシー

▷すいさんのプロフィール

▷お問い合わせフォーム

 

Rife WordPress Theme ♥ Proudly built by Apollo13Themes - Edit this text
 

コメントを読み込み中…
 

コメントを投稿するにはログインしてください。